1989-06-21 第114回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第3号
○国務大臣(野中英二君) このたび土地対策担当国務大臣を拝命いたしました野中英二でございます。 委員長を初め、委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げる次第でございます。 土地対策の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し上げます。 土地は、国民の生活及び生産を通ずる共通の基盤であり、人口、産業の動向、国土構造のあり方等を踏まえつつ、地価の安定と土地の適正かつ合理的な利用を実現することが
○国務大臣(野中英二君) このたび土地対策担当国務大臣を拝命いたしました野中英二でございます。 委員長を初め、委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げる次第でございます。 土地対策の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し上げます。 土地は、国民の生活及び生産を通ずる共通の基盤であり、人口、産業の動向、国土構造のあり方等を踏まえつつ、地価の安定と土地の適正かつ合理的な利用を実現することが
○国務大臣(野中英二君) このたび国土庁長官を拝命いたしました野中英二でございます。委員長を初め各委員の皆様方の御指導、御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。 災害対策に関する私の所信を申し上げます。 我が国は、その自然的条件から、地震、台風、豪雨、豪雪、火山噴火などによる災害を受けやすく、また、社会経済環境の変化に伴い災害の態様も複雑、多様化してきております。 このような災害から国土を保全
○国務大臣(野中英二君) 最近国民生活というものの水準が上がってまいりまして、ライフスタイルが大変変わってまいったわけでございます。 そこで、自然志向であるとか健康志向だとか、あるいはリゾート開発だとか、そういう方向に進んでまいりましたので、水源地の持っております豊かな自然あるいは緑、そういう自然環境というものが国民の皆さんから大変ニーズが高まっておりますので、この水資源施設というものの整備、あるいはまた
○国務大臣(野中英二君) 先生のおっしゃるとおり、このNTTの資金というものは有限なものであります。しかしながら、事業は継続してやっていかなければならない。そこで資金的な面を考えますと、これは回収されてくる金でございます。ですから、この金を転がしていくことによってNTTの資金が枯渇した場合にはやっていける、さように考えておるわけでございます。
○国務大臣(野中英二君) ただいま委員の方から大蔵省に対して御質問がありました件につきましては、大変傾聴に値すると思っております。しかし、国土庁の立場からまいりますと、行政の継続性、そして国民ニーズにこたえていかなきゃならぬ、こういうことでございますから、あらゆる努力をしながら継続をしていきたい、こう思っているわけでございます。さようなことで御了承願いたいと思うわけでございます。
○国務大臣(野中英二君) ただいま議題となりました水資源開発公団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。 水資源開発公団は、長年にわたり水資源開発施設の建設及び管理に係る技術、能力を蓄積してきており、これらを活用することによって水資源開発をより一層促進するとともに、水源地域の持つ豊かな自然環境に対する国民のニーズにこたえて水資源開発施設の有効利用を図ることにより
○国務大臣(野中英二君) このたび国土庁長官を拝命いたしました野中英二でございます。 委員長初め委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げます。 国土行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し上げます。 近年の国際化、情報化の進展の中で生じた東京圏への高次都市機能の一極集中と人口の転入超過が再び生じていること等により、東京圏においては地価の高騰を初めとする都市問題が顕在化する一方、地方圏
○野中国務大臣 野党四党から提案されました土地基本法案においては、土地の利用についての公共の福祉、計画に基づく土地の有効かつ合理的な利用の原則、あるいは三番目には土地の投機的取引の規制など、土地政策における基本的な考え方が示されておりますが、これらの考え方は政府案の中にかなり取り入れてあるわけでございます。詳細は、土地局長の方から説明させます。
○野中国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございまして、衣食住のうち住の問題が今緊急の国民の熱望しているところであるというふうに考えておるわけでございますが、その大きな問題が土地問題である、これは否めない事実でございまして、地価を安定させていこうということで、これは緊急な我々の仕事であると考えております。 野党の方でも土地基本法案を提出していただいたのは、やはり同じ願いを込めていると思うのでございます
○野中国務大臣 沢田議員さんの激励やら、あるいは抱負をただされましたけれども、東京圏を見ますと、御存じのとおり、昭和六十二年ぐらいまでは所得に対して住宅を取得する割合が四倍ぐらいで推移をしてきたわけでございますが、六十二年ぐらいに入ってまいりましてから、急に七倍、あるいは持ち家については七・五倍というようなぐあいになりました。まことに御迷惑をかけていると思っております。 その要因はいろいろございますでしょうが
○野中国務大臣 ただいま議題となりました国土利用計画法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 現在、地価は東京圏においては下落する地域が拡大する等沈静化傾向が顕著となってきておりますが、大阪圏におきましては著しい上昇が見られるほか、名古屋圏、一部の地方主要都市等においてもかなりの上昇が見られております。 このような地価高騰下において、投機的土地取引は、需給逼迫状況を促進
○野中国務大臣 ただいま議題となりました土地基本法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 東京都心部に端を発した今回の地価高騰は、国民の住宅取得を困難とし、社会資本の整備に支障を及ぼすとともに、土地を持つ者と持たざる者との資産格差を拡大し、社会的不公平感を増大させる等、我が国社会経済に重大な問題を引き起こしているところであります。 政府としても、これまで各般の土地対策を講じてきているところでございますが
○国務大臣(野中英二君) ただいまの御質問についてお答え申し上げます。 第一に、地価高騰に伴う利益の社会還元についてでございますが、当初案から後退したのではないかという御指摘でございます。 本法案は、第五条では、四番目の基本理念として「価値の増加に伴う利益に応じて適切な負担が求められる」と規定しているところであります。これは、土地の価値の増大が人口、産業の集中、道路や鉄道等の社会資本の整備等の外部的要因
○国務大臣(野中英二君) 小野議員さんの私に対する御質問は、土地基本法をどんな視点で具体的に運用するかという御質問でございます。 土地の価格は需給関係によって形成されるのが基本でございまして、地価高騰に対処するためには、まず東京等大都市地域に集中している土地需要を分散する必要がありまして、このために多極分散型国土形成促進法に基づきまして施策の実施を図り、多極分散型国土の形成の促進に努めてまいる所存
○国務大臣(野中英二君) 土地基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 東京都心部に端を発した今回の地価高騰は、国民の住宅取得を困難とし、社会資本の整備に支障を及ぼすとともに、土地を持つ者と持たざる者との資産格差を拡大し、社会的不公平感を増大させる等我が国社会経済に重大な問題を引き起こしているところであります。 政府としても、これまで各般の土地対策を講じてきているところでありますが、
○野中国務大臣 お答え申し上げます。 御存じのように、戦後、経済構造というものが大変大きく変転をいたしてまいりまして、特に交通、通信、情報、こういうようなことでございまして、やはり一極集中の形がとられてきたわけでございます。これが一つの引き金となって、価格形成というものは大きな要因が何といっても需要供給の関係でございますから、こうしたものによって地価高騰というものが起きてきた。それで住宅取得が困難
○野中国務大臣 政治家は原点に返らなければいかぬ、こう思っております。国民から信託を受けて政治活動を行っているわけでございますから、公平に厳正に主権者である国民に返していく、これが必要だと思います。同時に、おのれを持していくのに厳でなければならない、そのことを今後もしかと踏まえてやっていきたいと思っております。
○野中国務大臣 このたび、国土庁長官を拝命いたしました野中英二でございます。 国土庁の使命は国土の均衡ある発展を図り、豊かで住みよい国づくり、地域づくりを推進していくことであると考えております。 このためには、第四次全国総合開発計画に基づき、地域みずからの創意と工夫を基本として、多極分散型国土形成促進法に基づく振興拠点地域の開発整備等の諸施策を総合的に推進することが重要であります。 内政上の重要課題
○国務大臣(野中英二君) ふるさと創生論というのは、御存じのとおり、「自ら考え自ら行う地域づくり」でございまして、国土庁といたしましては四全総、いわゆる一極集中、東京集中を排除いたしまして多極分散をいたしたいと、こういうことの四全総をつくり上げたわけでございますが、その基本的戦略の一つといたしまして、豊かな地域づくりを推進していく、そして同時に、その基盤となる交通、通信あるいはデータ通信、もしくは情報
○野中国務大臣 長いこと唐沢特別委員長のもとにやってこられましたが、このたび大石千八委員長を選任していただきまして、おめでとうございました。 さて、私のあいさつに移ります。 このたび国土庁長官を拝命いたしました野中英二でございます。よろしくお願いをいたします。 災害を受けやすい我が国におきましては、災害から国土並びに国民の生命財産を守ることは国政の基本であり、大規模地震を初め、台風、豪雨、豪雪
○野中国務大臣 このたび土地対策担当国務大臣を拝命いたしました野中英二でございます。 一言ごあいさつ申し上げます。 御承知のとおり、今回の地価高騰は、国民の住宅取得を困難とし、社会資本の整備にも支障を及ぼすなど我が国社会経済に重大なる影響を与えております。 これらの土地問題に対処していくためには、昨年六月に閣議決定されました総合土地対策要綱に基づき、監視区域制度の積極的な活用を図るとともに、国
○野中委員長 これより会議を開きます。 土地問題及び国土の利用に関する件について調査を進めます。 この際、内海国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。内海国務大臣。
○野中委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に 大坪健一郎君 大原 一三君 小杉 隆君 及び 青山 丘君 を指名いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時十一分散会
○野中委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任による欠員のほか、石川要三君及び西村章三君の委員辞任に伴い、現在理事が四名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野中委員長 これより会議を開きます。 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事野田毅君及び若林正俊君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野中委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第であります。 委員長といたしましては、誠心誠意、公正円満な運営に努め、この重責を果たしてまいりたいと存じます。 何とぞ委員各位の御協力と御支援を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手) ————◇—
○野中委員長 次に、運輸大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明、日本国有鉄道当局の概要説明を求めるのでありますが、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野中委員長 これより会議を開きます。 昭和六十一年度決算外二件を一括して議題といたします。 本日は、運輸省所管及び日本国有鉄道について審査を行います。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、参考人として日本国有鉄道清算事業団理事長杉浦喬也君、首都高速道路公団理事長淺井新一郎君、同理事松原青美君、同理事栗山昌久君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○野中英二君 ただいま議題となりました昭和六十年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、各件の概要を申し上げます。 まず、昭和六十年度決算についてでありますが、一般会計の決算額は、歳入五十三兆九千九百二十五億円余、歳出五十三兆四十五億円余、差し引き九千八百八十億円余の剰余を生じております。 特別会計の数は三十八で、その決算総額は、歳入百二十六兆六千七百七十五億円余
○野中委員長 これより会議を開きます。 昭和六十年度決算外二件を一括して議題といたします。 本日は、各件について締めくくり総括質疑を行います。 質疑に入るに先立って、質疑者各位に申し上げます。質疑時間は申し合わせ時間を厳守し、超過をしないようにお願いいたします。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。衛藤征士郎君。
○野中委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ───────────── 昭和六十一年度歳出決算に関する概要説明 国土庁 国土庁の昭和六十一年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和六十一年度の当初歳出予算額は二千三百三十八億三千七百四十五万円余でありましたが、これに予算補正追加額五十七億五十六万円余
○野中委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、日本社会党・護憲共同、民社党・民主連合、日本共産党・革新共同所属委員に出席を要請いたしましたが、出席を得られませんので、やむを得ず議事を進めます。 昭和六十一年度決算外二件を一括して議題といたします。 本日は、総理府所管中国土庁、建設省所管及び住宅金融公庫について審査を行います。 この際、国土庁長官及び建設大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明
○野中委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ───────────── 昭和六十一年度経済企画庁歳出決算説明 昭和六十一年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、昭和六十一年度の当初歳出予算額は四百十九億四千四百八十九万円余でありましたが、予算補正修正減少額一億五千四百九十二万円余、予算移替減少額十億千四百二十六万円余、
○野中委員長 速記を起こしてください。 日本社会党・護憲共同、民社党・民主連合及び日本共産党・革新共同に出席を要請いたしましたが、出席を得られませんので、やむを得ず議事を進めます。 昭和六十一年度決算外二件を一括して議題といたします。 本日は、総理府所管中、経済企画庁及び外務省所管について審査を行います。 この際、経済企画庁長官及び外務大臣の概要説明、会計検査院の検査概要説明を求めるのでありますが
○野中委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、日本社会党・護憲共同、民社党・民主連合及び日本共産党・革新共同所属委員に出席を要請したのでありますが、出席が得られませんので、再度出席を要請いたさせます。しばらくお待ちください。 速記をとめて。 〔速記中止〕
○野中委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ───────────── 昭和六十一年度科学技術庁決算に関する概要説明 科学技術庁の昭和六十一年度決算につきまして、その概要をご説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。 昭和六十一年度の当初歳出予算額は三千三百四億八千百六十九万円余でありましたが、これに予算補正追加額八億六千四百二十一万円余
○野中委員長 これより会議を開きます。 昭和六十一年度決算外二件を一括して議題といたします。 本日は、総理府所管中、科学技術庁及び環境庁について審査を行います。 この際、科学技術庁長官及び環境庁長官の概要説明、会計検査院の検査概要説明を求めるのでありますが、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕